企業法務で重要な事

企業が活動する上で、関係する法律は沢山あります、それらをすべて理解している経営者や業務管理者はいないでしょう。通常は、問題が起きてから対処するのが一般的です。この法律に対する処理を「臨床法務」と言います。取引先の倒産や消費者からのクレームなどの対応に関した、法的処理を行う業務です。しかし、最近は問題が起こる前に、対処する方法が企業内で推奨されています。つまり、従業員に対する教育に、自分達が携わる業務で法律に関連する作業があり、それらを守る事が、重要である事を周知する教育を加えるのです。最近よく「コンプライアンスの欠如」と言った言葉を耳にしますが、それこそ、この社員教育の失敗、欠如なのです。この様な事が起きないようにする事が、企業法務の仕事で、これを「予防法務」と言います。

次に、企業のイメージ戦略として重要な、知的財産権に対する法律事務があります。企業が自社のイメージアップを図るために、キャッチフレーズやパッケージのデザインを決定する時に、関係する法律により規制されている事項に、抵触していないかを調べるのも重要な事です。この様に将来に向かって、企業の経営をサポートする法務の仕事を「戦略法務」と言います。

企業法務で大事な事は「臨床法務」が一番ですが、これからは「予防法務」が重要で、さらに企業業績を伸ばすためには「戦略法務」が必要になってくるのです。